栄養管理室

【スタッフ】

栄養管理室は管理栄養士10名・調理師6名・事務員1名、業務委託スタッフで運営しております。栄養管理室では安心安全な食事はもちろん、患者さんのがん治療に貢献できるような活力がつく食事の提供を目指しています。


【入院中の食事】

医師、看護師、管理栄養士など多職種で作成した栄養管理計画に基づき、個々の患者さんの症状や嗜好に合わせた最適な食事を提供できるように心がけております。
抗がん剤治療や放射線治療による副作用として、食欲不振や味覚異常など、さまざまな症状が見られるため、それらに対応した食事の提供をさせていただきます。各病棟に担当栄養士を配置しておりますので、食事についてお困りのことがありましたら、気軽にご相談ください。

【チーム医療】

院内の多職種(医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフなど)で構成された栄養サポートチーム(NST)や緩和ケアチームに、管理栄養士が参加しております。患者さんの病状や栄養状態、嗜好などを考慮した食事の提供に努めております。


【栄養食事指導】

がん治療のため消化器(食道、胃、大腸など)の手術を受けられた方、抗がん剤や放射線治療による副作用で食事がとれなくなっている方、食べ物を噛んだり飲み込んだりすることがうまく出来なくなった方など、管理栄養士が個別にお話しさせていただきます。
入院期間中の病室、栄養相談室、外来化学療法室などで受けていただくことが可能です。(事前に予約が必要です。)


【小児科での取り組み】

小児科病棟入院中に、誕生日を迎えられた方を対象に「お誕生日食」の提供や、病棟での運動会や遠足などの行事に合わせて「お弁当」の提供などを実施しております。

写真 お誕生日食  写真 お弁当


【AYA サポートメンバー】

AYA(adolescent and young adult)世代(15~39歳)のがん患者さんを対象に、治療を行っているときは症状に応じた食事の対応を、また長い療養期間の中で、気分転換や楽しみとなる食事の提供を行っております。そのひとつとして、毎年AYA WEEK中に特別メニューの提供を行っております。

写真 AYA WEEK特別メニュー


【やすらぎレシピ集】

がん自体の症状や抗がん剤治療、放射線治療に伴う副作用のため、「食べること」が辛くなってしまうことがあります。さまざまな症状に対応した食事の工夫をまとめたレシピ集を発行しています。少しでも患者さんやご家族のお役に立てれば幸いです。

写真 うどん  写真 お弁当