臨床研究中核病院整備事業に選定
独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター(院長:直江知樹)は、平成25年4月19日、厚生労働省が公募した「平成25年度臨床研究中核病院整備事業」の対象に選定されました。
本事業は、日本発の革新的な医薬品・医療機器等の創出、難治性疾患や小児疾患等の新規治療開発、最適な治療法の確立をめざし、国際水準の質の高い臨床研究を実施することを目的としています。この中で国立病院機構名古屋医療センターは、臨床研究中核病院としてその中心的な役割を果たします。
事業期間は、平成29年度までの5年間で、毎年度、設備・組織等の基盤整備に初年度5.1億円、及び研究費に7千万円が優先的に交付され、総額約20億円近くなるものです。
この事業を通じて、名古屋医療センターは、国立病院機構143病院のネットワークを強化して、『全国ネットで国際標準の臨床研究を創出する体制』、すなわち、ICH-GCP準拠の臨床研究、希少疾患等開発が進みにくい分野での医師主導治験、市販薬の組合せ等により最適な治療法を見出す臨床研究を迅速、高品質かつ低コストに実現できる体制を構築して参ります。ご支援をよろしくお願い致します。