病院指標公開

 DPCデータより厚生労働省から定められた形式により病院指標を作成しましたので公開いたします。 尚、この指標は、令和6年度(令和6年4月1日~令和7年3月31日)中に当院を退院した患者さんのデータを基に作成しております。

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率

以下から指標を確認できます。

病院指標公開



臨床評価指標についての取り組み

 国立病院機構の施設では質の高い医療を提供するため、機構本部が独自に開発した「臨床評価指標」を用いて医療の評価を行っています。

 当機構では、全病院で「医療の質向上委員会(クオリティマネジメント委員会)」を設置し、指標のモニタリング、課題となる指標の抽出、問題点の分析、解決のための取組の検討など、指標の目標値達成を目指す仕組みを構築する。」こととしており、当院においても、クオリティマネジメント委員会を設置して、医療の質の向上に取り組んでいます。

 当機構本部総合研究センターでは、各病院のデータを集積し、各臨床評価指標の実施率を測定し、機構の各病院に対して四半期ごとにデータを情報提供しています。
 これを踏まえて、当院においても臨床評価指標を全診療科に情報提供するとともに、指標の分析、改善に取り組んでいるところです。

  • ※独立行政法人国立病院機構臨床評価指標Ver.5(2024年度データ)