臨床検査技師長よりご挨拶

名古屋医療センターは臨床中核拠点病院として地域医療に貢献する急性期の病院です。がん拠点病院でもあり、乳がん、肺がん、白血病をはじめとした悪性疾患に対する診断と治療を行っています。また、免疫不全症に対応した治療・研究の専門医療施設でもあります。これらの診療、教育、研究には臨床検査データは不可欠な情報であり、治験の評価や症例検討にも臨床検査データは必須です。

 このため、臨床検査科では当院の運営方針に則り臨床と密接に連携して、高度な医療を支えるために、2015年3月に日本適合性協会よりISO15189の認定を受け、質の高いデータを日々提供するための継続的な改善をQMS(品質マネジメントシステム)の視点から行っています。
 また、患者さんの視点に寄り添い、理解しやすい検査説明や検査結果の解釈、情報提供を行うなど、チーム医療の一翼を担いながら医療に貢献しています。



名古屋医療センター
統括診療部 臨床検査科
臨床検査技師長 大森 健彦