腎臓内科の概要
当院腎臓内科では、常勤医5名(腎臓専門医4名、透析専門医3名)が在籍し、日本腎臓学会および日本透析医学会の認定施設として、質の高い診療を提供できる体制を整えております。
成人の5人に1人が罹患するといわれる慢性腎臓病をはじめ、IgA腎症などの糸球体腎炎やネフローゼ症候群、さらに緊急対応を要する急性腎障害や電解質異常まで、幅広い腎臓内科疾患の診療を行っています。
診療内容と特徴
- 腎炎やネフローゼ症候群の診断には腎生検を行い、クリニカルパスに基づく6日間の入院で安全に実施しています。採取した組織は名古屋大学腎臓内科と連携して評価し、診断および治療方針の決定を行っています。
また、他診療科とも連携し、水・電解質異常の管理や腎機能障害時の薬剤調整などにも対応しています。 - 慢性腎臓病(CKD)に対しては、腎機能低下の進行抑制だけでなく、心血管疾患をはじめとする合併症の予防・管理にも重点を置いた診療を行っています。腎不全に至った場合には、血液透析・腹膜透析・腎移植(専門施設へ紹介)についてご説明し、患者さんの生活背景に応じた意思決定(SDM)を大切にしています。
- 当院は名古屋市でも有数の救急搬送受け入れ実績を有する三次救急指定病院であり、急性腎障害や高カリウム血症など緊急対応を要する症例の診療経験が豊富です。持続血液濾過透析(CHDF)、血漿交換、血液吸着療法、エンドトキシン吸着などの急性血液浄化療法を含め、集中治療科などと密接に連携し、重症患者に対する集学的治療を行っています。
- 国立病院機構および名古屋大学腎臓内科と連携し、臨床研究や治験にも積極的に参加しています。
以下のような患者様がいらっしゃいましたら、どうぞ当院腎臓内科へご紹介ください。
- 健診で尿異常(特に蛋白尿)を指摘された方
- 腎炎やネフローゼ症候群が疑われる方
- 腎機能(eGFR)の低下または悪化を認める方
- 高血圧のコントロールに難渋している方
- 電解質異常(特にカリウム異常)を認める方
- 透析導入や腎移植の検討が必要とされた方
