名古屋がんセンターとは

名古屋医療センターはがん診療連携拠点病院[地域がん診療連携拠点病院(厚生労働大臣指定)]に指定されております。
がん診断と治療部門を統括するため院内に名古屋がんセンターを組織しています。

がん診療連携拠点病院とは、全国どこにお住まいでも質の高いがん医療が受けられるように厚生労働大臣が指定した病院で、地域のがん診療の中心となる施設のことです。
専門的な知識と技能をもった医師、薬剤師、看護師、ソーシャルワーカー、放射線技師などがそろい、手術、抗がん剤治療、放射線治療の体制が一定の基準を満たしていること、複数の診療科による協力体制が整っていること、緩和ケアが提供できる事などが条件となります。
セカンドオピニオンが提供できること、地域の病院や診療所との連携体制が整っていること、相談支援センターが設置され、相談に応じていること、がん患者さんに関するデータ管理(院内がん登録)をおこなっていることなども条件となります。
また当院は、わが国におけるがんの予防、診断および治療等の向上に資することを目的として、昭和48年に設立された全国がんセンター協議会に加盟している32病院のひとつであります。
地域におけるがん診療の拠点として、地域医療機関と連携し質の高いがん医療を皆様に提供させていただきます。