がん地域連携パス

  名古屋医療センターでは、専門的ながん医療を担う当院と地域のかかりつけ医が連携し、患者さんが地域において質の高いがん治療を切れ目なく受けられるよう、「がん地域連携パス」の運用に取り組んでおります。現在、当院では「胃がん・大腸がん・肝がん・乳がん・前立腺がん・肺がん」のがんでパスの運用を行っています。

がん地域連携パス

 

【がん地域連携パスとは】

 当院で手術などの治療を受けた後の患者さんに対し、地域のかかりつけ医と当院の医師とが治療経過を共有するための「診療計画書」を用い、役割分担をして治療にあたっていくしくみのことです。

患者さん・地域のかかりつけ医・当院医師の3者が、今後の治療方針や診療計画、通院スケジュールなどを指し示した冊子(パス)を活用し、診療情報の共有をはかることで、患者さんは安心してがん治療を継続していくことができます。

※がん地域連携パスご利用の場合、「がん治療連携計画策定料1」750点を算定いたします。

患者さんへは、治療のことや療養するときの注意点などを各がん種ごとにまとめた「結日記」をお渡しております。

結日記 胃がん
結日記 胃がん内視鏡 
結日記 大腸がん
結日記 肝がん
結日記 乳がん
結日記 前立腺がん
結日記 肺がん

 

【患者さんにとってがん地域連携パス利用のメリット】

・当院医師とかかりつけ医の複数の医師によるサポートを受けることができます。
・今後の治療予定や治療内容を確認することができ治療に専念できます。
・当院への頻繁な通院が不要になることで、長い待ち時間の解消や通院の負担を軽減することができます。

かかりつけ医をお持ちでない場合は、当院からご紹介することも可能です。ご不明な点は、お気軽に相談支援センターまでお尋ねください。

がん地域連携パスのご案内

 

【医療機関関係者の方へ】

当院とのがん地域連携パスを用いた連携をさせていただく場合、がん治療連携計画策定料2(300点)の加算が可能となります。

「各がん種のがん地域連携パス~解説と注意点~(連携医用)」

胃がん
胃がん内視鏡
大腸がん
肝がん
乳がん
前立腺がん
肺がん

※東海北陸厚生局へ施設基準の届け出が必要となります。

詳細につきましては、相談支援センターまでお問合せください。 

TEL052―951-1111