看護単位等の紹介

救命救急センター 東4階 東5階
(心臓血管センター)
東7階 東8階 東9階
手術室 西5階 西6階 西7階 西9階
中3階 外来1階 外来2階 外来3階 看護外来
(リンパ浮腫外来)
特室

 

救命救急センター(ER・ICU・HCU)

写真 救命救急センター

~患者さんの大切な命と向き合い、守り、つなげていきたい~

ERは24時間、救急車で運ばれた患者さんに最善な医療・看護が提供できるようチームで取り組んでいます。

ICU・HCUは集中治療医を含めた各診療科の医師や認定看護師と協力しながら医療スタッフが連携し治療・看護を行っています。突然の変化に困惑している患者さんや家族の思いを受け止め、少しでも不安が軽減できるよう寄り添うことを大切にしています。

 

東4階病棟(産婦人科・乳腺外科・眼科・耳鼻科・歯科口腔外科)

写真 救命救急センター

産婦人科、乳腺外科、眼科、耳鼻科、歯科口腔外科を中心とした女性混合病棟です。また、検査入院、手術や化学療法、緩和ケアなど様々なライフサイクルにある患者さんの看護を実践しています。

当病棟は出産という生を受ける場である一方、婦人科疾患、乳腺外科では女性としての喪失感を感じる患者さんをケアする場でもあります。周術期、治療期、終末期などそれぞれの時期にある患者さん・ご家族との対話を大切にして、その思いに寄り添うとともに多職種と連携して患者さんの「生活の質」が向上できるよう努めています。

 

東5階病棟(循環器、心臓血管外科)

写真 東5階病棟

心臓血管センターCCU(集中治療室)6床、一般病棟42床(計48床)の混合病棟です。当センターには、心筋梗塞や狭心症、心不全などの心臓の病気や、解離性大動脈瘤や肺塞栓など全身における病気の方々が多く入院されます。

心臓の治療、手術を受ける必要があることで、精神的にも不安になる方も多いかと思います。そのような不安に対して、医師、薬剤師、セラピストなど多職種で患者さんを支え、治療と向き合えるよう全力を尽くします。

 

東7階病棟(消化器内科・泌尿器科・腫瘍内科・皮膚科)

写真 東7階病棟

東7階病棟では手術療法をはじめ内視鏡検査・治療、がん化学療法や放射線治療など急性期の治療から、慢性期の症状コントロールや生活指導などを行っています。入院患者さんの年齢層も幅広く、様々な患者さんの状態に応じた看護を提供しています。

苦痛の緩和や心理的サポートが必要な患者さんには緩和ケアチームが、栄養状態が悪化している患者さんには栄養サポートチームが介入するなど、患者さん個々の治療に対する思いや希望を大切にできるよう入院時から多職種で介入できる体制を整えています。

 

東8病棟(呼吸器内科・呼吸器外科)

写真 東8階病棟

呼吸器疾患の急性期(周手術期含む)・回復期・慢性期・終末期とあらゆる時期の患者さんを対象としています。

代表的な疾患は、肺がん・気胸・肺炎(間質性肺炎、誤嚥性肺炎)・気管支喘息・COPD・肺気腫などであり、特にがん拠点病院としての役割を担うため肺がん治療(手術療法、化学療法、放射線療法、治験)や、内視鏡的治療である気管内ステント術も多く行っています。人工呼吸器を使用する患者さんも多く、呼吸サポートチームと連携し、安全な人工呼吸器管理と離脱に努めています。呼吸苦やがん性疼痛のある方には苦痛の緩和を行い、安楽な看護を心がけています。

近年では、在宅に移行する方も多いため地域連携スタッフと協働し在宅支援を踏まえた看護を行っています。元気をモットーに、スタッフ一丸となって患者さんの思いに寄り添った看護に努めています。

 

東9階病棟(整形外科、膠原病内科)

写真 東9階病棟

整形外科では関節リウマチや変形性関節症、外傷や転倒転落による骨折での手術や、膠原病内では難病の診断をされた患者さんが入院しています。手術後の合併症の予防やリハビリを行い入院前のADLを維持できるように関わっています。

患者さんの思いを汲み取り、安心して社会復帰できるよう多職種で連携をとり退院支援を行っています。

 

 

西5階病棟(小児科・腎臓内科・感染症内科)

写真 西5階病棟

小児科と成人内科の混合病棟です。小児期から老年期まであらゆる年代の患者さんが対象です。

薬物治療、腹膜透析や血液透析、腎不全教育入院など化学療法や透析など長期におよぶ治療の患者さんに多職種と連携してチームで患者さんの療養生活の質や患者さんを取り巻くご家族を含めた看護の質の向上に努めています。特に化学療法など長期入院の小学生や中学生、高校生への学習支援をチームで対応し安心して学習できる環境を整えています。

患者さんの安全、安楽な療養環境が提供できるよう、「その人らしさ」を大切に患者さん、ご家族様の気持ちに寄り添う看護を目指しています。

 

 

西6階病棟(脳神経外科、眼科、耳鼻喉頭部外科、歯科口腔外科)

写真 西6階病棟

脳神経外科領域では、脳神経および脊椎疾患の急性期からリハビリテーションを早期から始めていけるよう看護を行っています。

脳動脈瘤や、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの脳卒中(脳血管障害)のカテーテル治療や手術、その他に脳や脊髄の腫瘍、脊椎疾患、外傷を含む頭部や脊椎の疾患、パーキンソン病などの治療と看護を行っています。

眼科、耳鼻喉頭外科、歯科口腔外科の手術や治療の感覚器看護も行っています。どの患者さんにもその人らしく生活していただけるよう1日でも早い回復を願いながら、笑顔を絶やさず患者さんと向き合い日々看護を行っています。

 

西7階病棟(外科・消化器内科)

写真 西6階病棟

消化器外科病棟では、診断の確立から手術の受け入れと術後の回復に携わっています。

順調な術後の過程を経て、早期に社会復帰ができるように、早期離床・自己管理指導に力を入れて日々援助しています。特に人工肛門造設を患者さん自身が受け入れて手術に臨み、術後に自己管理が出来るように皮膚・排泄ケア認定看護師と連携を図っています。また多職種と合同カンファレンスを行い、早期から社会復帰に向けて家族やケースワーカーと共に、社会資源の活用方法や在宅での工夫を検討しています。

 

西9階病棟(神経内科・膠原病内科・内分泌内科)

写真 西9階病棟

神経内科・膠原病内科・内分泌内科の病棟では、脳卒中関連の疾患患者さんが多く、病状によっては手足の麻痺やしゃべりにくさなど、身体へ影響を及ぼすため、患者さんの気持ちに寄り添いながら、入院での治療を支えています。また、もとの日常生活を取り戻せるように、医師、リハビリスタッフ、MSWと協働し早期から機能回復に努めています。笑顔と温かさが自慢のスタッフが、患者さんとご家族の夢や希望に寄り添い、心ある看護を日々実践しています。

 

特室病棟(混合病棟)

写真 特室病棟

特室病棟は全科対応(精神科・産科を除く)の全室個室タイプの混合病棟です。

年々、プライベートを大切にされる方が増え、選択肢の一つとして受け入れられています。 広さや設備に応じた5つのタイプの部屋があり、つらい入院生活を少しでも快適に過ごしていただけるよう、環境面だけでなく、一人一人に寄り添った看護を心がけています。

全科の手術・検査に加え、緊急入院・看取りなど柔軟に対応できるよう多職種と協働し、安全・安楽な医療の提供に努めています。

 

中3病棟(血液内科)

写真 中3病棟

血液内科病棟は、白血病や悪性リンパ腫等の血液疾患患者さんに対し、主に化学療法や輸血療法を実施しています。

10床の無菌室を有し、小児患者さんも含め、年間20例以上の造血幹細胞移植が行われています。また骨髄バンクドナーさんの骨髄採取も年間10件以上実施しています。

認定造血幹細胞移植コーディネーター看護師を中心に、移植患者さんとご家族、バンクドナーさんのサポートをしています。治療により免疫力が低下している患者さんへの感染予防行動や食事指導を行い、入院中から退院後も安心して生活できるよう支援しています。多職種と連携し、患者さんの個別性を大切にした看護を心がけています。

 

手術室

写真 手術室

当院手術室は12部屋あり、年間手術件数は5000~6000件です。全科の手術に対応し、手術ロボット(ダビンチ)を使用した内視鏡手術も行っています。

手術看護が大好きなスタッフが集まり、術前・術後訪問を通し、患者さんの不安の軽減や周手術期看護を評価できるよう取り組んでいます。また、麻酔科や臨床工学技士と十分に連携を取り手術に臨んでいます。スタッフ全員で専門的な知識や技術を高められるよう日々頑張っています。私たち手術室看護師は、笑顔を絶やさず、質の高い看護を提供し、患者さんが安心して手術が受けられるようサポートしています。

 

 

外来1階

写真 外来1階

外来1階では、外科・整形外科・放射線治療科を有しています。

手術を受けられる患者さんや放射線療法を受けられる患者さんなど多岐にわたっており、患者さんの苦痛を少しでも軽減できるよう安全に努め、医師、看護師、薬剤師、認定看護師、ソーシャルワーカー、栄養士、リハビリなど多職種と連携しています。

入院・外来患者さんに治療中の生活や副作用の対処方法などの支援を行っており、ストマケアの継続的な指導や関節リウマチ患者・骨粗しょう症患者さんへ自己注射指導や社会資源の活用などサポートしています。

 

外来2階

写真 外来2階

外来2階では、内科系診療科、脳神経外科、精神科など多岐にわたる診療と内視鏡検査、化学療法を行っています。

慢性疾患方が多いため、患者さんの日常生活に寄り添い、地域の病院との連携を大切にし、患者さんがご自宅で安心して療養生活を過ごせるように支援しています。また、時間外の救急外来受診後のフォローアップをすることで、より専門的な診療が行えています。スタッフひとり一人が自分の看護を大切にし、日々患者さんと向き合っています。

 

外来3階

写真 外来3階

外来3階では、泌尿器科、皮膚科、小児科、血液内科、耳鼻科、眼科、歯科、婦人科の8つの科があります。

どの科も専門性を発揮した医療提供を行っており、眼科、耳鼻科、泌尿器では、日帰り手術も行っております。患者さんが他の診療科での診察が必要になった際は、スムーズに受診できるように連携を図っております。これからも来院した患者さんが、安心して受診できるようにお手伝いをさせて頂きます。

 

看護外来(リンパ浮腫外来)

2015年度からリンパ浮腫の重症化を防ぐことを目的に、リンパ浮腫療法士、リンパ浮腫セラピストがリンパ浮腫でお困りの患者さんのケア・指導を行ってきました。
『リンパ浮腫』とは、乳がんや子宮がん、前立腺がんなどで、手術や放射線治療を受けた後、腕や足、陰部などがリンパの流れが悪くなり、むくみが現れている状態のことです。
『病院の中だけれど、ほっとできる。施術後にはこころも身体も少し軽くなるように』をコンセプトに、症状と上手につきあって、ご自分らしい生活を送っていただくお手伝いをと願っています。

【リンパ浮腫外来での対応内容】

写真 看護外来 マッサージ

  • 日常生活で気をつけること
  • スキンケアについて
  • 自分でできるマッサージの方法
  • リンパ浮腫の状態に合わせた必要な弾性着衣等のご相談・購入など
  • リンパドレナージセラピストによるドレナージなど

【 対象となる方 】

当院に通院中の方が対象です。
『手術や治療後でリンパ浮腫が心配』 『リンパ浮腫の治療を受けたい』などリンパ浮腫についてのご相談は、主治医または診療科の看護師へお声かけ下さい。

写真 看護外来 処置室