X線テレビ検査とは

X線を使って体の中を透視する検査です。バリウムを飲む胃透視検査は皆さんによく知られています。他にも大腸の中にバリウムを入れて検査する注腸検査、造影剤というお薬を使った脊髄腔造影、子宮卵管造影、腎膀胱造影検査等があります。
また体の中が透視できるので、いろいろな検査、治療に応用されています。例えば、骨折した骨を元の位置に戻すためや、おなかの中に管を入れる時に使用します。

検査設備

当院では、2台のX線テレビ装置があり、FPD(フラットパネルディテクタ)を搭載しております。FPD装置はワイドな診断視野があり高画質安定化技術により、低線量ながら鮮明高画質を実現しています。

東芝社製
Ultimax-i

東芝社製
ZEXIRA

X線テレビ室の検査風景

  

 

 

X線テレビ消化管検査を受けるにあたって

胃、小腸、大腸等消化管の検査は前処置として当日朝の絶飲食や前日夜からの絶食等、食事制限を行っていただきます。ご不明な点がありましたらご相談ください。

 

よくある質問

Q:検査の前処置を忘れて食事を摂ってしまいました。検査は可能ですか?
A:消化管造影検査は前処置がとても大切な検査です。予約時にお渡しした案内のとおり前処置をお願いいたします。適切な前処置がされていない場合、食物残渣が画像の妨げとなり、検査を行うことができません。後日改めての検査となります。
万が一前処置を怠った場合、事前に連絡できる際は予約表に記載してある電話番号にその旨のご連絡をお願いいたします。

Q:当日の服装で気をつけることはありますか?
A:特にありません。検査時にはバリウム等で服が汚れてしまう可能性があるため、基本的に検査室にある検査着に着替えていただきます。ボタン・金具等のない無地の肌着でしたら、その上に検査着を着ることができます。