臨床実績

2020年度実績

1.新患依頼件数
新患依頼件数は、2020年度の新患依頼件数の1日平均は理学療法：19.6件、作業療法：7.8件、言語聴覚療法：9.5件、前年度比は各95.5％、95.2％、94.6％であった（図1）。

 

2.診療単位数及び診療点数
診療単位数は、前年度比で理学療法　93.1%、作業療法102.4%、言語聴覚療法　122.2%となり、全体として101.1%となった。診療点数については、全体として97.1%であった(表１）。

表1:入外・部門別の診療単位数および診療点数　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020年度

(外来・入院)	外来	入院	入外合計	(療法別内訳)	理学療法	作業療法	言語聴覚療法
診療単位数	732	135,329	136,061	診療単位数	73,124	29,721	33,483
前年度比(%)	74.4	101.3	101.1	前年度比(%)	93.1	102.4	122.2
診療点数 (千点)	177	35,441	35,618	診療点数 (千点)	18,582	7,766	9,270
前年度比(%)	72.9	97.3	97.1	前年度比(%)	94.1	102.3	99.3

３．依頼診療科別単位数
整形外科、脳神経外科などの外科系が前年度を下回っている一方で、総合内科やその他内科でまとめている腫瘍内科、消化器内科などの内科系は前年度を上回っている（表2）。

表2:診療科別診療単位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020年度

	科別単位数	前年度比(%)
整形外科	12,895	86.8
脳神経内科	29,236	96.1
脳神経外科	23,557	76.0
外科	9,743	96.8
呼吸器内科	11,731	101.5
循環器内科	7,637	98.5
総合内科	5,311	110.2
その他内科	30,284	115.9
耳鼻咽喉科	786	90.1
歯科口腔外科	11	33.3
小児科	2,984	119.4
他科※	5,202	105.2
※他科：皮膚科、泌尿器科等

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図2:各部門別の診療科割合

 

４．聴力検査の実績
言語聴覚士が耳鼻科での業務として行っている聴力検査の2020年度件数は1,577件、総点数は532,922点（前年度件数：2,597件、総点数：755,264点）となった。聴覚検査の内容としては、自覚的聴力検査(標準純音聴力検査等)、他覚的聴力検査(チンパノメトリー、耳小骨筋反射検査等)、脳誘発電位検査(脳幹反応聴力検査等)等があげられる。