専門認定薬剤師

名称	認定取得者	認定団体	認定の概要
医療薬学指導薬剤師	後藤　拓也	日本医療薬学会	医療薬学専門薬剤師のうち、顕著な実務経験と数多くの学術活動・学会活動の実績を有し、専門薬剤師を養成するための指導に当たる薬剤師。
医療薬学専門薬剤師	薄　雅人後藤　拓也早川　裕二	日本医療薬学会	医療薬学に関する高度な知識及び技能を有し、自ら研究活動を推進することで医療薬学の進歩及び普及に貢献できる者として、日本医療薬学会が認定する。
日病薬病院薬学認定薬剤師	薄　雅人松木　克仁鈴木　慈子東岡　真理	日本病院薬剤師会	高度化・複雑化する薬物療法等の幅広い知識及び高度な技能を習得し、臨床現場における実践力を有する薬剤師を養成し、国民の保健・医療・福祉に貢献することを目的として、日本病院薬剤師会が認定する。
がん薬物療法認定薬剤師	早川　裕二	日本病院薬剤師会	がん薬物療法に必要な知識、技能、臨床経験を修得し、がん薬物療法における高度な専門性を有し、一定のがん医療水準を満たすことができる薬剤師として、日本病院薬剤師会が認定する。
外来がん治療認定薬剤師	水谷　実花	日本臨床腫瘍薬学会	外来がん薬物療法および関連する領域の知識と技術を用いて病院、診療所および薬局等の医療の提供の場において質の高いがん薬物療法を実践する薬剤師として、日本臨床腫瘍薬学会が認定する。
HIV感染症薬物療法認定薬剤師	松木　克仁	日本病院薬剤師会	HIV感染症治療における薬物療法に関する高度な知識、技術、倫理観を備え、患者の意思を尊重し、最適な治療に貢献することを理念とし、HIV感染症に対する薬物療法を有効かつ安全に行うことを目的として、日本病院薬剤師会が認定する。
抗菌化学療法認定薬剤師	後藤　拓也勝　弘毅	日本化学療法学会	抗菌化学療法（抗ウイルス薬、抗真菌薬も含む）に関する十分な知識及び技能を有する認定薬剤師を養成し、至適な抗菌化学療法を通して、国民の健康に貢献することを目的として、日本化学療法学会が認定する。
精神科専門薬剤師	薄　雅人	日本病院薬剤師会	精神科薬物療法に関する高度な知識と技術により、精神疾患患者の治療と社会復帰に貢献することを理念とし、精神疾患に対する薬物療法を安全且つ適切に行うことを目的として、日本病院薬剤師会が認定する。
精神薬学会認定薬剤師	薄　雅人	日本精神薬学会	精神疾患患者に対し、安全かつ有効な薬物療法を提供するために、精神科医療に必要な知識と技量を有する薬剤師を養成し、患者の生活の質（Quality of Life）の改善や社会復帰（Recovery）を促進することを目的として、日本精神薬学会が認定する。
NST専門療法士	平野　隆司安藤　舞永坂　紀樹鈴木　慈子	日本臨床栄養代謝学会	静脈栄養・経腸栄養を用いた臨床栄養学に関する優れた知識と技能を有している医療スタッフを日本臨床栄養代謝学会が認定する。
骨粗鬆症マネージャー	松木　克仁山梨　領太定方　萌	日本骨粗鬆症学会	一般社団法人日本骨粗鬆症学会（以下、本学会と略記）が、メディカルスタッフ（医師／歯科医師以外の医療従事者）を骨粗鬆症領域における専門スタッフとして基本的知識と技能を認定し、その水準を向上させる事を目的とし、日本骨粗鬆症学会が認定する。
心不全療養指導士	永坂　紀樹	日本循環器学会	超高齢社会を迎えて心不全患者が急増している現状を踏まえ、心不全の発症・重症化予防のための療養指導に従事する医療専門職に必要な基本的知識および技能など資質の向上を図ることを目的として創設され、日本循環器学会が認定する。
小児薬物療法認定薬剤師	勝　弘毅堀沢　知世鈴木　慈子	日本薬剤師研修センター	小児科領域において医薬品に関わる専門的立場から医療チームの一員として小児薬物療法に参画するための能力と適性を備え、さらに患児とその保護者等に対しても適切な助言および行動ができる薬剤師であることを日本薬剤師研修センターが認定する。
アレルギー疾患療養指導士	堀沢　知世永田　翔子	アレルギー疾患療養指導士認定機構	CAI（アレルギー疾患療養指導士）は、喘息やアトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の治療や管理に関する専門知識を有し、患者さんや家族への指導スキルを兼ね備えたコメディカルスタッフである。必ずしもアレルギーが専門ではない医師と協調してチーム診療を行うことにより、標準的で良質なアレルギー医療を国民に提供する資格である。
公認スポーツファーマシスト	永坂　紀樹	日本アンチ・ドーピング機構	公認スポーツファーマシストは、最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師である。薬剤師の資格を有した方が、（公財）日本アンチ・ドーピング機構が定める所定の課程（アンチ・ドーピングに関する内容）終了後に認定される資格制度である。
日本臨床薬理学会認定薬剤師	平島　学	日本臨床薬理学会	日本臨床薬理学会認定薬剤師制度は、臨床薬理学の専門家としての高度な知識と錬磨された技能を備える薬剤師を養成し、国民がより有効でかつ安全な薬物治療の恩恵を受けられるために貢献し、併せて臨床薬理学の普及向上を図ることを目的とする。その目的を達成するため、本学会は認定薬剤師制度規則を制定し、教育・臨床試験・薬物治療に関し臨床薬理学の専門家としてふさわしい実力を有する薬剤師を、日本臨床薬理学会認定薬剤師として、日本臨床薬理学会が認定する。
日本臨床薬理学会認定CRC	石井　ゆに香	日本臨床薬理学会	臨床研究支援スタッフとしての広い知識と練磨された技能をそなえた優れた Clinical Research Coordinator（以下 CRC と略記）を育成し，社会一般の人々がより有効でかつ安全な医療の恩恵を受けられるよう，貢献できることを目指して、日本臨床薬理学会が認定する。
臨床試験学会認定ＧＣＰエキスパート	平野　隆司平島　学	日本臨床試験学会	臨床試験（治験を含む）および臨床研究における指導者的な立場（例；上級モニター、上級 CRC、IRB 委員、プロジェクトリーダー、監査担当者等）で臨床試験を実施できる人材を認定することにより、わが国の臨床試験（治験）および臨床研究の推進を図ることを目的として、日本臨床試験学会が認定する。
がん臨床研究専門職	永田　翔子	日本臨床試験学会	がん臨床研究専門職認定制度は、がん領域の臨床研究を適正に遂行できる人材を育成することにより、がん臨床試験を主とする臨床研究の推進と質の向上を図ることを目的として定められた。本制度に基づき、がん臨床研究専門職認定試験を実施し、がん及びがん治療の基本概念、がん臨床試験の方法論等の基本的事項に関する知識及びがん臨床試験・臨床研究に関して一定以上の経験を有する者をがん臨床研究専門職として、日本臨床試験学会が認定する。
臨床試験学会認定ＧＣＰパスポート	平島　学永田　翔子山田　紗由美	日本臨床試験学会	ICH－GCP、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針、臨床研究法及びJ－GCPならびに医学研究の基本的知識を十分に理解した人材を育成することにより、わが国の治験、臨床試験および臨床研究の推進と質の向上を図ることを目的として、日本臨床試験学会が認定する。
認定実務実習指導薬剤師	平野　隆司薄　雅人田淵　克則後藤　拓也早川　裕二勝　弘毅	日本薬剤師研修センター	6年制薬学教育制度下の薬学生に対して、医療の現場における実務実習の際に指導に当たることのできる薬剤師を日本薬剤師研修センターが認定する。