精神科の概要

精神科は、脳の機能的な問題や身体疾患に伴って二次的に生じた異常、更に心理的要因など、様々な原因によって起こった「こころの病気」を対象とする診療科です。

 

特色

現代の精神科診療は外来治療を基本としています。精神科では、統合失調症、うつ病、神経症などをはじめとした幅広い精神神経疾患を継続的に治療しています。病気の原因が脳の機能的なもの(内因性精神病)か、心因が存在するもの(心因性精神病)かなどを判断するための「診断的面接」と、面接から導き出された診断を基に薬物療法に加えて治療関係の形成を重視した「治療的面接」を行っていることが大きな特徴です。
当科は総合病院精神科として、身体疾患と精神疾患を合併する患者さんを、一般診療科と連携しながら身体・精神両面の治療を行っています。
また、がん診療拠点病院としての当院の機能を果たすために緩和医療チームにも積極的に加わり、患者さんご本人のみならずご家族の支援も行っています。

※現在、精神科病棟を一時休止しております。精神科入院が必要とされる場合には適切な単科精神科病院などを紹介いたします。
※外来診療について、当面の間、初診は行っておりません。

 

臨床実績

令和元年度診療実績

一日平均外来患者数 63.3
年間入院患者数 155
年間退院患者数 165
平均在院患者数 25.6
平均在院日数 58.6
年間副科件数 335

※現在、入院治療は行っておりません。